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五十肩

五十肩とは

最近、「急に腕が上がらなくなった」「夜、肩がうずいて眠れない」「手が後ろに回せない」といった訴えをする患者様が増えています。これらは、いわゆる五十肩の典型的な症状です。五十肩の正式名称は肩関節周囲炎で、肩周囲の筋肉や腱、靭帯などに炎症が生じる疾患です。この炎症が肩の痛みや可動域制限を引き起こします。

五十肩の発症メカニズムは加齢や日常的な負荷の蓄積が影響しており、40~50代以降に多く見られます。

五十肩の主な原因と発生メカニズム

肩は人体の中でも特に自由度の高い関節ですが、その分、安定性を維持するために多くの筋肉や腱、靭帯が協力しています。これらが日々の負荷で徐々に損傷を受け、炎症が進行することが五十肩の主因です。

五十肩を引き起こしやすい日常動作

  1. 草むしりや草刈り作業の繰り返し
  2. ジムでの過度なトレーニングやストレッチの繰り返し
  3. 荷物を持つ際に、常に左右どちらか一方の手を使う習慣がある
  4. 重い農機具や道具の持ち運び
  5. 収穫作業
  6. 頻繁な荷物運び
  7. 洗濯物を干す・取り込む動作(高い物干し竿)
  8. 自宅のメンテナンス (外壁作業や庭の剪定作業)
  9. 田植えや稲刈り(長時間の手作業)
  10. 雪かきや除雪作業(寒冷地特有の負担)

    これらの動作を続けることで、肩の筋肉や靭帯が徐々に摩耗し、炎症や痛みが生じます。また、組織の回復力が低下する40代以降では、五十肩が発症しやすくなります。

石灰沈着性腱板炎(石灰沈着性肩関節周囲炎)

特に重症化した場合、肩の腱板にリン酸カルシウムの結晶が沈着し、激しい痛みや可動域制限を引き起こします。この現象は、肩関節の防御反応ともいえます。肩の組織が損傷を受ける中で、さらに関節が破壊されるのを防ぐため、組織が硬化して動きを制限する仕組みが働いていると考えられます。

当院では、五十肩の原因をさらに3つのパターンに分類し、それに合わせて適切な治療を行います。
【主な施術方法】

  • 肩関節の調整:肩関節の歪みや筋肉の緊張を和らげるよう調整します。
  • 全身バランス調整:全身から肩関節の調整が必要な方には早期回復のために推奨しております。
  • 炎症ケア:炎症が強い場合にはアイシングを実施。
  • リハビリ機器の活用:水圧を利用した器具や特殊な器具、ローラーなどで早期回復を促進します。
  • 運動療法:肩の可動域を広げ、筋力を鍛える運動を指導を行います。

    例えば、五十肩の改善に効果的な運動として壁腕立て伏せ(壁に手をついて負荷を軽減した腕立て伏せ)や、ストレッチ(腕を壁で「歩かせる」ように動かす方法)などがあります。これらは肩の可動域を広げるのに役立ちます。ただし、炎症が強い場合は無理をせず、症状の状態に応じて適切なタイミングで行うことが大切です。

注意点とデメリット

  • 長期間放置した場合のリスク
    石灰化が進行すると短期間での回復は難しくなります。適切なケアを早めに受けることが重要です。
  • 誤った運動の危険性
    過剰なストレッチや無理な動きは症状を悪化させる可能性があります。適切なタイミングで運動を行いましょう。

最後に

五十肩は日常のケアと適切な治療で改善可能です。「治らない」と諦める必要はありません。お悩みの方はぜひご相談ください。一緒に五十肩の改善を目指しましょう。

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