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歩くとなぜいいか

歩行の効能10選

歩くと体になぜ良いのでしょうか。生活習慣の予防からダイエット、リラックス効果まで様々あります。
効能10選をお伝えしますので、どれか一つでも気になる効果があれば是非、実践してみてください。


1・ 歩行は骨盤のゆがみを治します。

 一日30分以上の連続した歩行は骨盤の歪みを調整します。他の運動では得ることが出来ない骨盤の歪みの修復をもたらします。荷重をかけ一定時間、距離を歩くことで人間本来の治癒力が高まります。また、内臓を含めた全身のゆがみを調整する効果があります。


開きタイプの歪みの方も歩行にをすることで骨盤が締まる働きをします

2・ 歩くと膝などの関節を丈夫にし、変形を防ぎます。

骨は無重力では脱灰(だっかい)といってカルシウムが抜けていきます。
骨を丈夫にする方法は2つあります。
1・カルシウム摂取と日光にあたることと
2・膝に正しく体重をかけることです。

膝、股関節の治療には正しい歩行をして関節に適切に荷重を乗せることがとても大事です。

3. 歩くと血圧が安定します。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれており、歩行のリズムは心臓の拍動とほぼ同じです。
歩行することで下半身の血液が上半身に運ばれます。心臓は本来吸引ポンプの役割はなく、拍出のみしか行えません。そのため、下半身の血液は心臓まで持ち上げてあげないと、心臓はそれを全身に送り出せないのです。歩かない人の心臓は吸引ポンプの役目をさせられるため、負担が大きくなり、心肥大、不整脈など、心臓疾患を起こしやすくなります。
歩行をする方は、高血圧の方は血圧は下がってきます、低血圧の人も徐々に適正値に近づきます。

4. 歩くと内臓の働きを助けます。

全身の血液循環が良くなるので新陳代謝が活発になり、腎、泌尿器の働きを助けます。また、歩く時の振動が腎臓の目詰まりを解消します。(結石の防止)さらに歩行による前方への運動は膀胱のポンプを働かせるので、歩いた後はおしっこが良く出るようになります。便も下がってくるので便秘解消にも役立ちます。

5. 歩くとダイエットになります。

歩行は有酸素運動なので、30分以上続けると脂肪を燃焼させます。また、歩いた後も新陳代謝が活発になり脂肪も燃えやすい状態が持続します。足の引き締め効果出ます。

6. 発育、姿勢に深く影響します

足裏のアーチの形成や背骨のカーブは歩行と深く関係性があります。歩行不足になると、足裏アーチや背骨のカーブといった、これらが減少または消失していきます。個人差はありますが幼少期から成人までの大切な時期です。
小学生で何もないところでよく転ぶ子や体が硬い子は発育にも影響が出ています。

 

7. 歩くと頭の働きが良くなります。

歩くと脳脊髄液の流れがよくなり、頭がすっきりします。昔から偉人と呼ばれる人たちは良く歩いていたようです。
難しいことを考えるときは歩くと、考えがまとまるといわれています。
これは、歩行による足裏への刺激は、脳幹網様体を刺激し意識が覚醒する効果があります。

8. 歩くと精神が安定します。

 最近の研究で歩行と、安定した呼吸、リズミカルな咀嚼(噛むこと)により、脳内にセロトニンというホルモンが分泌されることがわかってきました。このホルモンはパニック障害やうつ症状と関係あるといわれているものです。事実、歩行がうつ症状に効果があることは実験で証明されています。

9.顎や首の歪みが修復されます

歩くことにより骨盤が整い、そして上部の首や顎の関節の歪みを修復させます。歪みを整えることで頭痛や顎の関節の症状も和らぎます。実際に、以前から歩いておられる方や施術後よくあるか歩かれる方は歪み症状の緩和・修復力は早いです。


10.
  歩くと姿勢がよくなります。

歩く距離と姿勢は関連しています。日常生活でしっかり歩けている方(目安は一週間に20Km)は、年齢があがっても腰が丸くなりません。せっかく歩くのであれば、きちんとした歩き方も必要でしょう。

 

以上のように全身の機能をこれほどバランスよく整え、時間も場所も選ばない手軽な運動は他に見当たりません。
ヒトは歩くことにより、進化してきた動物と言えます。
歩くことで自然治癒力を高め人間本来の
機能を回復心も身体も健康な生活を手に入れよう。

 

皆さん、ぜひ歩いてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

<参考文献>

歩くとなぜ良いのか
歩行の脳
季刊構造医学
究極の歩き方

 

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